こんばんは！リフォームトダックスです。

今日は、トイレの汚れについて紹介します。
トイレの汚れは、意外に複雑。汚れの種類や度合いによって、掃除の方法も変わってきます。効率よく掃除するために、汚れの種類を知っておきましょう！


１　小水（アンモニア）のシミ
フローリングなどの床で、便器の脇などにできます。小水の中のアンモニアが原因です。

対処法
■小水がこぼれたら応急処置としてペーパーで拭取り、あとで水拭きします。すぐに拭取らないと、シミがどんどん広がります。特に小さなお子様がいるご家庭はこまめにチェックを。


２　白い「水あか」汚れ
水栓金具の先端や手洗器ボウルの吐水が落ちるところにつく汚れです。水に含まれているカルシウムやマグネシウムが、水分が蒸発した後そのまま残ってできます。

対処法
■水がつくとなくなったように見えますが、乾燥すると再び現れます。スポンジにトイレ用洗剤をつけて洗ってから水ぶき、から拭きします。


３　茶色の「水あか」汚れ
水が常に流れている所に発生しやすい汚れで、水の中の汚れが付着してできます。

対処法
■乾燥してこびりつくことはありませんので、ブラシでこすって落とします。


４　便器の手洗器につくピンク色の汚れ
便器の内側や手洗器につく汚れです。空気中や水道水の中にいるバクテリア（細菌）が、汚れを栄養に繁殖してできます。

対処法
■栄養源となる汚れを残したままにすると繁殖が加速するので、スポンジやブラシにトイレ用洗剤をつけて洗い、水拭きします。


５　光沢がなくなる「皮脂汚れ」
肌が直接触れる座面やカバー、操作パネル、ドアノブなどにつく、ぬるぬるしたり光沢がなくなったりする汚れです。放っておくとホコリと一緒になって黒ずみの原因となります。

対処法
■十分に絞った柔らかい布で拭きます。


６　ザラザラしたうっすら白い汚れ
手洗器ボウルなどにつく「金属せっけん」と呼ばれる汚れで、せっけん分や体の脂肪分が水道水の中の金属成分と反応してできます。徐々に積み重なっていく、ザラザラした落ちにくい頑固な汚れです。

対処法
■スポンジにトイレ用洗剤をつけて洗ってから水ぶきします。


７　金属やめっきにできる「さび」
めっきの表面に斑点状に浮きでます。ひどくなると緑青がふき、黒ずむこともあります。めっき製品にある目に見えない極微細な小さな穴に、水や湿気、腐食ガスが浸透して発生します。

対処法
■しぼった布にクリーナーをつけて傷つけないように磨き、水拭き、から拭きをします。


８　便ふたや便座にできる黒ずみ
脱ぎ着のときに発生する繊維羽毛や、トイレットペーパーのチリなどが静電気に吸い寄せられ、その上にさらにホコリがこすりつけられてできます。小水の飛び散りなど他の汚れと一緒になると落ちにくい汚れになります。

対処法
■十分に絞った布で水拭きし、時々はトイレ用洗剤で拭きます。から拭きはかえって静電気を起こしやすいので避けてください。


９　フチ裏にできる「尿石汚れ」
フチ裏や便器の奥につく黄ばみや黒ずみの汚れです。飛び散った小水が繰り返し付着して汚れが溜まり、これにカビなどの菌が増殖してできます。

対処法
■こまめにブラシ洗いをします。ひどい時は、割り箸に布を巻いたものに、クリーナーをつけ、少しずつこすって落とします。


どうでしょうか？皆様のトイレにもあてはまる汚れがあったでしょうか？


ぜひ、これを参考にしてお掃除をしてみてくださいね！




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