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戸田語録



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私の人生観F:お菓子屋から水道屋への転機

お菓子屋を開店して、店売りに卸売りにまあまあの売り上げが上がり、結婚もしました。ところが独立心と金持ちになりたいと言う気持ちで、始めた動機では余りいい結果は出ませんでした。店の常連の高校生や20歳そこそこの若小僧を相手に商売していても先行きがだんだん心配になってきました。結婚したと言っても籍を入れただけの名ばかりで住む所も4坪の工場の隅にベット1つ置いての同棲生活でした。暫らくすると子供もでき、大きくなって来るお腹を見ると先行き不安になってきました。お菓子屋は夏場、売れません、何とかしなくてはと思うがどうしょうも有りませんでした。そんな時に夏場だけアルバイトをして見ようと思いついたのでした。卸売りをやめて店売りだけにして近くの土建屋に手伝いに行き始めました。この仕事が性分に合っていたのか、おもしろくて仕方がありませんでした。妻は店番で私は日雇い労働に、暫らく勤めるとこんな事をしていては、金持ちには成れない何とかしなくてはと思う様になりました。お菓子の製造をやめて本格的に自分にあっている建設業のどれかの業種で独立しょうと決めました。バイトの土建屋が住宅の基礎工事でしたので探して決めるには時間は掛かりませんでした。電気屋が良いか、解体屋が良いか水道屋が良いか選択をしたが資本がいらない「スコップ一丁で穴を掘り、鉄鋸でビニールパイプを切り糊付けをする水道屋」に決めました。アルバイト先を水道屋に変え少し覚えたところで下請けを始めました。時代の波と自分にあった性格で何とか水道屋らしくなって来ました。従業員の確保は店のお客である学生や定職の無い若者を戦力化しました。景気も大変よく、近くの工場からはエアーの配管や土木工事をたのまれ、住宅地からは便所の改造やお風呂の改造などを頼まれ始め、技術力が高い仕事が増えていきました。自分も勉強をして必要な国家試験は取りました。経験豊富な職人の採用にも力を入れさいようしました。そんな時ある会社の社長がそんな根性と欲だけで商売していてもダメだ。経営の勉強しなくては大きくなれないよといわれ、勉強できる場所を紹介していただきました。この研修会が僕にとっての大きな転機だと今も感謝しています。その研修こそが県の労働部で行われている中小企業大学でした。毎月2日間の泊り込みで1年間の研修でした。研修生は県下でも優秀な会社の後継者か経営幹部でした。研修内容は中卒の分かるはずが有りませんでした。ましてや経営計画書など作ることなど出来ませんでした。でもこの研修で学ぶ事とすべてがわからないと、本当の意味での会社に成れないことに築きました。それからは経営学一筋に勉強をしました。東京や名古屋で行はれる勉強会は時間さえ取れればお金はほしまず参加しました。聞くことすべてが感動で身震いして帰ってきて会社のマニュアルにすぐ落とし込み実行しました。今考えると多くの無駄な銭も遣ったと思います。そのお蔭で税金の事や労働条件の事などの大切さを身に付る事ができました。また研修後すぐに会計事務所や労務士事務所を毎月頼み福利厚生にも力を入れまた他社のよい所は真似をして経営してきました。技術的には掛川市公認工事店の資格を取り、入札にも参加できるようになりました。この時期こそ今のトダックスの源泉だと思います。本当に人々の出会いに感謝しています。

平成18年2月11日
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