トダックス・管工事 第2回 「 美女の必殺退職トリック 」

こんばんは(^.^)v


第2回 「 美女の必殺退職トリック 」


江戸時代半ばの明和・安永年間(1764~80)、江戸の女性たちに「小便組」というのがいた。


組といっても宝塚じゃないが、文字どおり宝塚並の美人ばかりだった。


当時、高禄の旗本や殿様は、むやみに遊郭に行けなかったので、かわりに妾を斡旋してもらって


屋敷に住まわせた。それに付け込んだのが小便組である。


彼女たちは十代の末から二十代前半の美人揃いで、町人や浪人の子女ばかりだから教養もある。


美人で教養もあれば、大身の旗本や大名は大喜びで雇ってくれる。五両程度の支度金をはずんでもらって、


妾としてお屋敷に入る。五両といえば四十万円ぐらい。これで5年分の米が買えた。


さて、屋敷に入った女たちは、殿様にいろいろ色気をふりまいてアレコレ金品をねだる。


おねだりで得た金品と支度金で、それなりの収入になると、ころあいを見計らって、小便を始める。


つまり殿様とひとつ床に寝たとき、寝小便をするのだ。それも一度だけでなく、殿様がどんなに


叱ろうとも毎晩やる。ついに困り果てた殿様は、妾を追い出すことになる。


かくて妾は支度金とねだった金品を懐にして屋敷を出て、次の妾奉公先を探す。


そして、そこでも、時期をみて寝小便で追い出され・・・・・・・・・・・・・・・と、これを繰り返し


財を成すのが
小便組だった。

美女の必殺退職トリック


じゃん♪じゃん♪


次回もお楽しみに♪♫
投稿日:2010/2/1