ザ・ショック どうなるトイレの事故

おはようございます。

今日は、過去にあったトイレの事故についてのお話です。

※水洗トイレに流した大金は?

 昭和34年1月8日、まだ正月気分も抜けぬ岐阜駅のトイレ。
42歳の男が用便中に、ウッカリ100万円の札束を便器の中に
ボチャリと落とした。トイレは自動的に流れるようになっているので、
水流の轟音とともに、アッという間もなく水洗の穴の中に…。

知らせを受けた駅側では、職員と公安職員、清掃作業員も動員しての
大回収作戦を開始。マンホールを熊手でかきまわすと、あったあった
糞尿のなかで泳ぐお札が。結局、回収できたお金は57万円だった。
トイレに流れたお金の回収率は57パーセント、約6割。

 同じケースが群馬県の高崎駅でもあった。こちらは昭和50年の
6月3日、高崎駅のトイレに入った会社員が、用を足して水を流した
瞬間、腹巻きにいれた現金30万円がボチャン。慌てて手を入れて、
つかんだのは5万円で、残りの25万円は水洗の濁流にのまれて、
マンホールへ。高崎駅の職員が駅のマンホールの中を調べて、14
万円を発見。さらに翌日の朝、2.5キロ離れた下水処理場で1万円
札1枚を発見し、結局15万円を回収した。これも回収率6割。水洗
トイレに現金を落とすと、約4割は水泡に帰すことになる。

 上野駅の歩道橋から110枚の1万円札が風に舞ったことがある。
この時お金を拾って届けてくれたのは4人で、計37万円。残りの
73万円はネコババされた。回収率3割3分。トイレの方が正直だ。
投稿日:2010/2/15