『合併浄化槽 Ⅱ』

もう一度・・・・

 《合併浄化槽とは》span>
   公共下水道、農業集落排水施設、コミュニティプラントなどが
   整備されていない地域でトイレを水洗化するときに義務付け
   られているのが合併浄化槽です。
  ”一言で”「水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・洗面所・風呂
     などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを
     利用して浄化し、綺麗な水にして放流する為の施設」です。

 <性能>
  BOD(生物化学的酸素要求量)除去率90%以上
  処理水質BOD20㎎/㍑以下
  各家庭に設置できる小規模な装置で、公共下水道の処理場の
  2次処理と同程度の処理が可能と言うことです。

 
  水の汚れの度合いを示す代表的な指標です。
  水の汚れというのは、水中の微生物から見ると栄養分であり、
  微生物も私たちと同じ様に、栄養分と酸素を必要とします。
  BODとは、微生物が水の汚れを分解する時に使う酸素量です。
  BODの値が高い時には、栄養分=汚れが多いことを表しています。
  川や海、湖沼などで水中の酸素が使われて少なくなってしまうと
  悪臭の発生や魚の大量窒息死などの問題が発生します。

 微生物には2種類があります。
  「嫌気性微生物」:酸素の無いところで生きる。
  「好気性微生物」:酸素のあるところで生きる。
  ※合併浄化槽は、この二種類の微生物の組合せを利用しています。

 化学の授業みたいになってしまいました・・・ゴメンナサイ!
 
 次回は浄化槽の種類と仕組を紹介します。

 本日はここまでにします。(自分も頭がクラクラしています。)
投稿日:2010/6/7