布団の正しい取り込み方

毎度。
トダックスです。

今日は布団の正しい取り込み方のお話させて頂きます。

【布団を干した後、叩いてはダメ!!】
布団を干した時や干し終わって取り込む際、威勢よくバンバン叩く人が
たくさんいますが、あれはまったく意味がないというか、むしろ逆効果
ということはご存じでしょうか?

【強く叩くことで布団に及ぼす影響】
・わたの繊維をつぶしてしまう
・わたの弾力がなくなる
・ふとんが薄くなる
・保湿力がなくなる
・ふとんの寿命を縮めてしまう
・ダニのフンや死骸が表面に集まってしまう
 いいことなしですね。


【「叩いたらホコリがいっぱい出て行ってるし、いいんじゃない?」】
たしかに強く叩くとホコリのようなものが出てきてキレイになったような
気がします。しかしあれは強く叩かれたことによってちぎれた「わたの繊維」です。
不要なホコリが出て行っているわけではないんですね。
※集合住宅では布団を強く叩く音も騒音の一つですし、良いことはないので今すぐ止めましょう。


【正しくは布団たたきを「横に滑らせる」】
「ふとんたたき」という名称なのに叩いてはダメだ、というのは何だか滑稽ですが、
正しい布団の取り込み方は「横に滑らせる」だけでOK。
布団干しは、あくまで布団の湿気を取るためにするものです。
ホコリを取るのは、表面についたホコリを落とすだけで十分です。
※専用の大きなブラシを準備しておくと表面をブラッシングしやすいですよ。

投稿日:2012/12/14