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戸田語録



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気遣い:人の顔色見て育ってきた私

私の若いころ、よく耳にした言葉に「最近の若いもんは、気が利かない」と言われました。子供の頃、育ての親にあまり迷惑かけてはいけないと思い、家の手伝いやアルバイトを中学卒業までやっていて、常に親の顔色を見て育ってきました。若気の至りで20歳ごろに縁あってヤンチャ時代を過ごしました。毎日の生活の中で上の者に気遣いをし、言葉の使い方から始まりその社会での、仁義、礼節の端くれぐらいをのことを、教えていただき世間知らずの私にとって、いい意味での修行の場所でもあったような気がします。一例をあげるなら、兄貴が煙草を銜えたら即座にマッチで火をつける。もっと言うなら兄貴がイライラしてきたら火をつけた煙草を差し出す。歩くときは兄貴の荷物を持ち、前を歩く、そして自分の時計を質屋に入れてでも酒盛りの足しにと差し出してきました。それが男の甲斐性でも有り、あの社会の理念でもありました。その様な経験が後の人生に大きく役立つことになりました。その後無我夢中で頑張り、64歳を迎える年になり、やっと周りが良く見えるようになってきた最近、年齢や家柄、学歴関係なく、気遣いのできない多くの人が目に付く様になりました。嫌われてもいいから、その場でお節介をして上げることもあるが、大部分は見逃し、聞き流しをしています。でも最近知り合った若い経営者の中に、「仕事もできる」「遊びもできる」「気遣いもできる」「お金も切れる」ただ困るのは、NOと言えない私に、休眠している遊び心に火をつけてくれるのが困ってしまうやら、嬉しいやらで、将来楽しみな若者もいます。孔子は、論語【雍也・第六】君子は博く分を学び、これを約するに礼を以てすれば、亦た以て畔かざるべし。サルに育てられた人間はサルの能力どまり、人間関係で育ち、昔の教えと今の処世をバランスよく学び実践することで、徳が授かることが、この歳をむかえて少しわかったような気がします。『学びの量は徳なり』

コメントはこちらコメント1件(コメントをお待ちしています) 平成24年11月8日
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結果を出すには:強い意志で一気に住む世界を変える。

最近の政治経済を始め、世の中全般で多くの想定外のことが起こっているのに、人は何も変わろうともせず現状維持で人生を送っている様に感じます。現状で甘んじることは退歩が始まっているのです。素晴らしい人生を送るには世の中の動きを早く察知して、向上心を持ってチャレンジして結果を出していかなければいけません。多くの人は「現在の住む世界」に甘んじて、大きなリスクを伴うチャレンジをしません。私は生まれ育った環境が良くなかった為に「住む世界」を常に変えていかなくては、普通の生活までに届かなかったからです。つまり皆さんに追いつくには変化し続け、何事にもチャレンジしてきました。63年間を振り返り、幼少の頃の住む世界の延長線で変化を怠り人生を歩んできたとしたら、きっと「現在の住む世界」にはいない。つまり私なりにコツコツと時間をかけて変化してきた結果が「現在の住む世界」であります。私の尊敬する稲盛塾長は「住む世界は一気に強い意志で変える」と世界大会で仰いました。JAL再建で裏付けられている様に有言実行、「一気」で変えた結果が現在のJALの住む世界なのだとお話しされ、この歳を迎え脳裏に強く焼き付きました。人生を振り返ってみると私は何度となく変化に挑戦をしてきましたが、大成は出来ませんでした。大きな理由は「一気」にと言う時差であり、「強い意志」でと言う闘争心に私は欠けていた点だと反省しました。塾長の教えを今までより深く少しずつ会社に落とし込み始めたら、今期は過去10年間で最高益を出す事が出来ました。塾長の塾生になり20年目で、やっと実践が結果としてあらわれ始めました。会社を変えるには「労使同軸で、住む世界を一気に強い意志で変える」ことが解りました。我が社のフィロソフィーに謳われている「チャレンジ精神をもつ」を野蛮人にも似た貪欲さと闘争心で結果を出すことを自分自身に誓いました。

コメントはこちらコメント0件(コメントをお待ちしています) 平成24年8月6日
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庄内で出会った南洲翁遺訓:人を相手にせず、天を相手にせよ

我が社の社是は「敬天愛人」です。最初に敬天愛人と出会ったのは我が社の社是を決めるにあたって多く優良企業の社是を参考にしたかったからです。その企業さんのほとんどが「敬天愛人」を謳っていました。40年の会社経営の中で時おり、自前の社是にしたいと思う時がありましたが、西郷南洲翁を学べば学ぶほど、社是はこれしかないと思い社内に定着してきました。我が尊敬する、稲盛和夫塾長は定例会で機会あるごとに南洲翁遺訓のお話をしていただけます。また企業経営者ばかりでなく、政治家の中にも南洲翁を尊敬している人が多くいると聞きます。私は創業当時から暫くの間、政治に関わりながら企業経営をしてきた時期があり、多少政治の表と裏は解っているつもりでいますが、前回の衆議院選の頃の自民党政権の政治は目に余るものでしたので、自民党員である私は日本の為に民主党を支持しました。ところが今の民主党政治は、自民党政権時よりも自民党化し残念仕方がありません。野田総理大臣をはじめ民主党の幹部、又他の党の中にも松下幸之助さんの創設した松下政経塾出身の先生が多くいますが、あの世で松下幸之助さんは、最近の政治のゴタゴタである民主党選挙公約の消費税問題の結末をどのようにご覧になっているのでしょうか、私は最近山形県庄内地区で講演の依頼をお受けした折にこの地が南洲翁遺訓誕生の地とお聞きし、南洲神社に立ち寄ってきました。南洲翁遺訓をもう一度読み返してみるとその「13章・租税の心得」に目が留まり何回も読みかえしました。私たち経営者は経営計画を作るときにPDCAを基本に目標を立てます。マニフェスト(P)決め、実行(D)し、チェクシC)し、結果を反省(A)します。松下政経塾で学んだ民主党幹部の皆さんもう一度南洲翁遺訓を読み返してみて決断しても遅くはないと思います。「学びは行動に移す」我々経営者にも言えることです。

コメントはこちらコメント0件(コメントをお待ちしています) 平成24年7月12日
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