【リフォームトダックス修理講座】トイレの修理 - ピストンバルブの修理とボールタップの取替え

ピストンバルブの修理とボールタップの取替え

ボールタップは浮き球の動きにより止水・給水を行う装置です。ボールタップには手洗管用の吐水口を持つものと持たないものがありますがどちらもピストンバルブの構造は同じです。浮玉をアームごと外しておくと作業が楽になるでしょう。

ボールタップが正常に動作しない場合の原因としましては、ピストンバルブに水アカやゴミがたまっているケースやボールタップ内パッキンの老化が考えられます。以下の手順で確認を行ってください。

■ピストンバルブの取り外し
		左図の矢印部分のネジを抜き取ります。浮玉を取り付けていた部分（斜線部分）を抜きます。ピストンバルブは下に引き抜けます。

■ピストンバルブの修理
		ピストンバルブのまわりについているゴミや水アカを600番くらいのサンドペーパーで磨き落とします。ピストンバルブの先にはめ込んであるパッキングが老化している場合は交換します。

■上記の方法を試しても改善されない場合
		ボールタップを交換します。A・Bのナットを外せばボールタップは内側に抜き取ることができます。新しいものと入れ替え、元通りに組み立ててください。組み立ての際はパッキングを入れ忘れないよう注意してください。