昨年はアメリカ西海岸と中国へ各2回行って来ました。私の初めての海外旅行は25歳の時研修会で行った香港マカオでした。強烈な体験をしました。今思い出すのは「銭、銭100円、100円」と何処に行っても観光客が歩けないほどに子供や乳飲み子を抱えた女性達が群がっている光景と地元の添乗員に連れられていったみやげ物売り場で買わされた使い物にならない郷土人形と扇子を思い出します。その後年に2回から3回ぐらいの割りで海外旅行に出かけていますので正確には数えてないが50回から60回ぐらい海外旅行に出かけています。その後中国には20年前に3回ぐらい行きましたがあまりいい印象がなく、北米、南米、などを中心に世界を旅しました。ここ4,5年の中国の情報を耳にして昨年見てきた中国の発展はテレビや雑誌から得た情報、知識より現地に行くと素晴らしいと言うより驚いた。都市部の街路地をはじめ建物、そしてゴミ一つ無い道路、郊外の工場団地に行けば、日本の企業を始め世界各国の有名企業が進出しています。道路の幅も交通アクセスも素晴らしい限りです。一つ例に取るとすればリニアカーが時速430キロで上海空港から上海の都心まで8分間でアクセスしています。ちなみに東京の都心から成田空港まで時速何K、何分でいけるだろうかな?又一人っ子政策とか共産党の位置づけ、都市部と農村部との生活、教育水準の開き、出稼ぎなど問題はまだ多く残っているが、これらも北京オリンピックと上海万博の終わる2009年までには歴史のある中国ですからハード面もソフト面も平行して改善されるでしょう。私達日本と中国との交流始まりはハッキリしている時期は538年百済より仏教が伝わりその後、論語や孔子、孟子など数多い歴史上の人物から学びをいただき、日本の変革時の革命家、政治家そして思想家、学者、企業人が中国の歴史に学びその時々の判断基準(倫理、理念)として、今の日本が有るのです。確かにここ150年位は優位だと思いますが、日本の決断は歴史を振り返るといつも後追いです。ぜひ多くの若者がこの時期に海外に行き、何かを身に着け将来地域の指導者や企業人として、日本の発展に寄与して頂きたい。又回りの先輩やご家族などが、海外にいける環境を作ってあげる事が命のリレーだと私は思います。