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戸田語録



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世間並みに思う:世間並みの意識改革が今必要な時

私の会社では月に2回社長塾と名称して、社長講話をしています。講話の内容は会社の理念や方針を掲載してある「しあわせ手帳(p94)」を活用して1時間ほどお話をしています。金持ちになりたいだけで創業した私は、暫くの間、稼いでも、稼いでもお金がたまりませんでした。会社は成長して行くが残るのは借金ばかりでした。事業欲のある私は会社を成長させる為にいろんな勉強会に参加をして学びましたが、なぜか会社の内容は一向に良くなりませんでした。幼いころイメージしていた社長業と現実の社長とは大分差があり、借金を返すために働く毎日でした。組合員や友人などもみんな似たり寄ったりで「世間並みの」と言われる経営をしていました。そのような時期に、知人から盛和塾を紹介せれて入塾しました。塾長は講話の中で経営とは「心を高めて経営を伸ばす。」と仰いました。その後例会に出るたびに聞くことすべてが今までの勉強会と違い、考え方中心のお話でした。塾生さんも会社の規模の大小に関係なく、素直な心で一生懸命に心を高める学びをしていました。今までの自分を振り返ると、「経営を伸ばす」ことだけに努力していたことに素直な気持ちで反省をしました。そして定例会に出席して学んだことを社員に話してもなかなか解ってもらえず、思いを語る場として社長塾を立ち上げました。そして朝礼や会議時にもしあわせ手帳を活用して落とし込みを図りました。お陰で最近では労使同軸で会社経営が出来るようになり財務的にも結果が出始めてきました。盛和塾に出会っていなかったらと思うと冷や汗が出てきます。地元中小企業の中ではやっと「世間並み」の企業になったではと思うようになりました。でも塾長の言われる径常利益10%よりはるかに低く、売上高もここ10年言ったり来たりで「世間並み」までほど遠い数字です。まだまで世間並みまでいかない経営者と反省します。

平成22年10月19日
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