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戸田語録



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世の中の役に立つ人を育てる:手に職を身に着ける事が進路選択ではない

最近、ビジネスモデルの変革スピードが速く、勝ち組負け組みがハッキリして来ました。大企業でも金儲け主義だけで営業している会社もあれば、社会の責任を果たしながら成長している企業も有ります。私は団塊の世代の生まれで貧困な家庭に育ったので、母は物事が付いた頃から、人間手に職を付けなくてはいけないと耳にたこが出来るぐらい、いわれて育ちました。その為中学校を卒業してお菓子屋に丁稚奉公にいきました。すると奉公先のお店の社員はすべて同じ様な境遇であまり学力は無く長い年数を積み重ねて修行をし、職人になって往くのです。ほとんどの人が一生を職人で終わります、独立してお店を持つ人は数少なく、仮に独立してもお菓子屋は開業出来るが経営や人との付き合いなどできずに継続して商売を成長させる人などほんの少しです。今考えると学生の頃に世の中の生き方とか考え方を教えて貰う機会があったら、お菓子屋の人達だけでなく、「屋」の付く商売や手に職を身に付けた優秀な職人さんが廃業したり転職して、職業の違う第二の進路を選ばなくても生活できる基盤を作れたのにと思います。最近世の中の商売は「屋の就く職業」はすべて機械化されたり大型店化されたりし、すっかりビジネスモデルが変わりました。ほんの一握りの職人さんしか、今は活躍されていません。本当に日本の技術の敗退です。だからといって手に職を就けなくてもいいのかと言うとそうでは有りません。最近の成長企業の自動車産業、建設業の営業職は技術や技能職を長く経験した人が配属されています。一昔前は文系出で明るくて人付き合いが良いから、営業マンを志望していました。おとなしくてきょうな人は手に職就ける仕事にと、子供の頃から教育されてきたように感じます。これからの時代は将来の目標を明確に持たせて、人間としての心の持ち方、生き方を身に付けさせて挙げなくてはいけません。家庭で地域で学校でそして行政が今こそ力を入れる時ではないでしょうか。もうすぐ少子化が問題になり金の卵になります。そうするとまた生き方や考え方が疎かになってしまいます。私の尊敬する稲盛和夫さんは「人生の結果=能力×熱意×考え方」まさしく「考え方」だと思います。あの時にそう育てておけばとならない様に今行動に移す時ではないでしょうか。

平成17年5月18日
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