前期３２期は、我が社の５年計画の始めの年で明確な目標を持って頑張りました。その甲斐もあって社員の皆さんの協力やお客様の御蔭でまあまあの決算数字が出る予定です。毎年の事ですが、社員さんへのご褒美として海外旅行に行く事にしています。今年の社員旅行はグアムに行ってきました。海外旅行の参加資格は、期のはじめに立ってた会社全体の目標がクリヤー出来る事が条件です。そして我が社は経営のベースに「大家族主義」「仲間の為に尽くす」を理念としていますので、社員さんをはじめアルバイトやパートさんも１年以上勤務すれば皆参加できるのです。私も同行します。私達夫婦は半分バカンス、半分は社員の添乗役です。我が社はここ２５年ぐらいは、ほとんど海外旅行に行っています。社員の中には同じ国を２、３回行っている人が多くいます。仕事の仲間と行くと異国の国で食事をしたりのんだりすると社員さんの違っためんが見れて本当に楽しいひと時を過ごせます。その旅行時に今年は夫婦二人でゆっくり息抜きにハワイにでも行こうよと約束をしました。ところがどうせ行くなら孫も連れて行こうと言う事になりました。４歳と６歳を連れての４人旅行に決まりました。旅行期間は７月２９日から８月３日の４泊６日です。旅行会社は近畿ツーリストに頼みました。考えて見ると自分も６歳ぐらいの時に行っていれば、きっと見聞は広がり、もっと違う人生を過ごせていただろうし今頃は県下一の会社の社長に成長していたのにと思い同伴を決めました。自分達の将来面倒を見てもらえる事を願いながら、孫に期待を掛けてリッチなプランを立てました。ホテルはワイキキビーチの真ん中で６角形の建物ハイアットのオーシャンビューを予約しました。ハワイは１０回以上は行っているわけですが５万円ぐらい余分に旅費を出せば納得いくホテルの施設とホテルのベランダからの景観が望めます。こんな小さな子供に一人前の料金で高級なホテルに止めてよいか、少し悩みました。飛行場について飛行機乗るとの座席は満員でほとんどが家族で幼児や小さな子供ずれでした。孫に感謝をしてよという前に、上には上がいるなと思いました。孫達は同じレベルの中で何も動じずお坊ちゃまを演じていました。やっぱり連れてきてよかった。きっと何かを掴んでくれるだろうと思いました。私達の方が同じ旅行者より背伸びしているかなと思い少し恥ずかしく思いました。来年は必ず孫夫婦もいっしょに連れてきてあげようと思いました。２年ぶりのハワイの町並みは、工事中が多く少し変わり始めていました。でも大きく変わりはなく、店の模様替えや外壁のリフォームなどでした。回数来ていると買い物や見たい所も格別になく、孫にここだけは見せておきたい動物園や水族館やカメハメハ大王像などの観光とホテルのプール、ビーチでの水遊びをコースに入れてトロリーバスに乗っての観光をしました。何処に行くにも孫を連れて行かなくてはいけなく、行く所が限られて今います。年も取って来たので妻をおいて一人で遊びに行く気もせず、朝や夜はベランダでお酒をたしなみながら思いにふける日々を過ごしました。朝方早く起きてベランダに出るとワイキキ道路はまばらに人が歩いています。若い日本人旅行者もハワイ旅行を寝るのを惜しんで満喫しているのでしょう。私もふと若い頃を思い出して、死に物狂いで遊んだ頃、死に物狂いで仕事をしていた時期を思い出して、あの頃の自分が少し道をずれていたら、もしあの人にあっていなかったら今があるかなと思うとゾッとするやら、反省や感謝をしながら思いにふけっていました。そのうちに朝日があがり浜辺には、昨日と何も変わらない光景が始まっています。これからも高い目標を持って頑張って仕事をして、健康に注意をして毎年ハワイに来ようと思いました。そして今在るのも神様と大勢の出会った人たち、家族そして社員の人たちに感謝しました。
