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戸田語録



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自社開発ソフトで美しい決算書に:固定費を変動費に変えて、事業の目的と意義を明確にした結果

32期(7月20日)の決算も9月を迎えて、集計も終わり納税をして経営者としての責任を果し、ホッとしているところです。今期で我が社は会社設立32年たちました。早いもので創業からだと40年が経ちました。最近の講演でスズキの鈴木修社長は、会社は25年から30年が一区切りだと言っていました。ご多分にもれず我が社も32年間を振り返ると怪しい時期が大変多く有りました。勿論その怪しいのはマネージメントの仕方だけではなく、経営者としての行動や考え方、つまり「資質」もあったと思います。でも経営者の通信簿はなんと言っても決算の数字が一番です。そこで10年前の22期決算を倉庫から出して比べて見ることにしました。22期の売上高は9億3500万円で径常利益1100万円・自己資本比率16%・預貯金が7100万円・負債合計が5億3198万円ででした。今期32期決算の売上高9億5788万円・径常利益・21045万円・自己資本比率55%・預貯金2億316万円・負債合計1億9311万円です。売上高と利益を見るとそんなにたいした事はないが、自己資本と預貯金対負債のバランスは10年前の決算書はとても美しい決算書とは言えないと感じました。今思うと決算書がよく読めなくてマネージメントをしていたと思います。怖いもの知らずで経営をしていたと思うと冷や汗が出てきます。そこでこれからの経営計画の参考にと思い、22期の決算書の内容を紐解いて見る事にしました。本業はまあまあだけど、バルブ時期の土地投機で最後に残った土地の借入金と金利で決算書を圧迫している事に築きました。しかし今思うとその時は利益が出ていたのであまり気にはしていませんでした。あの頃は経営者は株や土地建物に投資できない経営者は経営者として失格だと一部の評論家は言っていました。それにマスコミがはやし立て、ほとんどの経営者が不動産業に手を染めていました。ご他聞に漏れず、私もその一人となりました。でも御蔭でバブル破壊少し前に「世の中何かおかしい」と気が付いたのでどん底までは行かなくてすみました。気が付いた訳は、私みたいな学歴もなく、経営者としても半人前の私が土地を買えば必ず上がる。売れば必ず儲かるのです。本業の管工事も景気のよさで順調でした。仕事は頑張っていましたが私生活は遊び呆けていました。だんだんお金に麻痺をしていき、稼いだだけ使う、使って又儲かればと思い又土地を買う、「田舎のプレスリー」になり始めていました。毎夜飲み明かし、夢のような時期でした。朝起きる度に夢でなかった本物だと確信をしていました。それから度々朝起きては「ちょっとおかしいね」と思うようになり始めました。ある時神のお告げの有った様に「おかしい事」はやめ様と思い、土地投機から撤退決心をしました。最後に残った土地がその頃の10年間の決算書を悪くしていた原因だと解りました。世の中現金なものでバブルが終わると評論家やマスコミは、売り上げ趣向から、利益の出る会社経営に、つまり「美しい決算書」が優良経営者の定義となり始めていました。その頃利益の出ている会社は、社内の会計システムを管理会計に変え始めた会社が美しい決算書を出していたのです。そこで私は、財務会計をもう一度勉強しながら管理会計の勉強に専念し始めました。いろんなコンサルタント会社の管理会計学を熟知する為に全国飛び回り勉強しました。ある時ひらめいたのです。我が社のような建設業は独自の会計システムでなければ明確な会計は出来ない事に築き、自分で製作をする事にしました。その後試行錯誤して10年間運用してきました。最近バージョンアップをしてやっと何とか本物の管理会計ソフトになりました。ソフト名はMUOSシステムで基本は、すべての経費を変動費にしています。そして利益や経費を社員一人ひとりに請求をして、企業内で企業を経営させています。そしてもう1つ大事な事は社員の皆さんが物心両面において、より幸せ成っていただく事と社会に貢献する事が大事だと名文化(しあわせ手帳)し、日常実行されている結果だと確信します。

平成18年9月19日
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