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戸田語録



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オレゴンに夢と真実を求めて:生涯学習都市掛川の新田舎人

私の市では、アメリカオレゴン州ユージン市と姉妹都市を結んでいます。いや結んでいたと言った方がいいかも知れません。昨年27年間掛川市長を勤めた榛村純一氏が戸塚進也市長に交代してからは、市を挙げての活動はスローダウンして来たようです。私も姉妹都市事業に掛川市民として、昭和63年ごろから約17年間、私個人をはじめ、会社ぐるみ、家族ぐるみで参加してきました。最初頃の日本の経済はバブル真最中の時でした。前市長である榛村純一氏は日本の市長の中でも異色で時流を掴み、掛川市の経済発展と生涯学習に大変努力をして、今の掛川市の発展に大変貢献した人です。そんな榛村氏が昭和63年バブル絶頂期、アメリカに農場を買おうと市民に持ちかけました。掛川市の小企業経営者の人達も、時流に乗り順調な経営をしていました。仕事以外にも活動の場を求め海外に目をむき始めた矢先でした。そんな私達と榛村氏のロマンが結びつく事に、時間は掛かりませんでした。まず目的達成の為に会社を作る事になりました。名称は「潟Iレゴン学習村」、資本金は3億3千万円、今思うと沢山の金額を集められたと思います。その背景には榛村氏の人柄と時代の背景によるものだと思います。また別会社をアメリカに立ち上げ、為替の変動と利ザヤで運営が始まりました。事業目的は@アメリカ大自然による異文化体験A東京経由ではない良質情報の直輸入B地球田舎人による生涯学習大学づくりC世界の中の掛川市民への飛躍とロマンの4項目を掲げ運営が始まりました。この約17年間、私も役員として会社運営に協力してきました。農場の物色に始まり、現地の社員の採用、建物の保守管理チェック、文章として書けない、いろんなトラブルや出来事でアメリカ本土、そしてユージン市に行きました。又時には学生訪問団員の事前研修講師なども、させていただき本当に勉強になりました。私も訪問回数を数えると、30回近くユージンに訪問しています。我が社の社員も潟Iレゴン学習村の研修視察団に、毎年1,2名参加させていただきました。社員の意識向上にも大変役立ち、会社の発展に貢献してくれました。又我が家では、長男がオレゴン大学に進み、見違えるような精神力と学問を身につけ、卒業して掛川に帰って、今では会社の戦力になって活躍をしています。この結果だけでも、私はプロジェクトに参加できた事を、感謝しています。今振り返ると会社や家族、そして自分、ここ17年間の日本の成長時期にアメリカ文化、経済と私にとっては良い経験をさせて貰いました。この経験は生涯忘れることが出来ないでしょう。今年でこの素晴らしいプロジェクト「潟Iレゴン学習村」も解散となりました。私の好きな言葉に、「動機善なりや私心なかりしか」と言う、京セラの稲盛和夫先生の言った言葉があります。動機は素晴らしかったと今でも思います。ではなぜ解散しなくてはいけないのか、私個人としては納得できません。私は今まで多くの友人知人そしてその家族の人々を、ユージン観光やLCC専門学校・オレゴン大学など紹介して、家族の人達には大変喜ばれて来ました。やっと結果が出てきた頃に解散です。私としては解散せずに掛川市の知的財産として残して頂きたいのです。たった500万円の1株主の私にはどう説明しょうが今の時流を変えることは到底出来ません。でも17年間に出来たユージンとの人脈そして土地勘で、同じ志を持つ人たちが情報交換をしながら、会社を立ち上げて誓った4つの活動方針を、もう一度心の中まで血肉化して、永遠に活動していこうと思います。この事こそが「生涯学習都市」掛川の新田舎人ではないかと思います。最近解散にあたり、記念誌発行の為に400字から800字の記念執筆のお願いが有りました。とてもその字数では、思いは書れませんので、戸田語録に書き込み、皆さんに報告する事にしました。

平成18年9月30日
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