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戸田語録



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最近の行政マネージメントに思う:身分相応(税収で事業を)

私は行政の予算や支出については良く分からないが、最近テレビや新聞の報道などでよく目にしたり見たりすると、「住民の為」とかを旗頭に、借金で身の程知らずの公共事業や社会福祉をいまだにしているところが多く見受けられます。勿論少しでも多く国や県からの起債を戴いて自分の町のインフラ整備をしようとしている事は、わからないでもないが、自分達の行政の財政を分かっているのかと首を傾げます。民間企業は一部の企業を除けば、大変な苦労を重ね「売上を最大に経費最小に」「小さな知識で、大きな知恵」を基本に経営をしています。社内ではアイデアや新しい商品開発に日夜奮闘し、事業の構造を変革しながら頑張っているわけです。国には総理大臣がいて、県には県知事がいて、市には市長がいる。会社には社長がいて家庭には世帯主がいるわけです。一家族の幸せは、世帯主の考え方と収入の良し悪しで生活環境は変わるわけです。そこで行政はどうでしょうか、収入は税金が収入です。要するに歳費なわけです。歳費を多くする政策をしないと、市民が納得できるようなインフラ整備や社会福祉は出来ません。民間企業では売上のアップは顧客満足(CS)に限ります。はたして行政は顧客満足(市民満足)に頑張っているでしょうか?歳費を使い箱物や道路を作ったり、福祉と言うなでの俗に言う、バラマキで市民を満足をさせる事はできても、はたしてその年の実入りだけで、前任者の作った借金を払いながら市民に満足できるような財政運営をしているでしょうか問題です。最近何処の行政もかかえている1つは「病院改革」です。私なりに問題提起すると、まず病院の経営を近隣市町村と合併する案です。どうも経営改革よりも移転先に目がいき余り現状での反省や改革の声がでてきません。良く新しい事を行うには原点回帰からと言います。各市町村に1つある病院は当時、どんな思い出、何の目的で建ったのか、奥深く考えたでしょうか、そして何の為に病院を移転するのかです。勿論@古い建物より新しいほうが綺麗ですが、民間企業で言うと綺麗な建物の会社がよい仕事をして、古い建物の会社が繁栄してないかと言うと、そうばかりではありません。整理・整頓・清掃をしている会社は繁栄していますが綺麗にしていない会社は余り繁栄している所はありません。A大きな建てやの会社が作る商品が技術的によくて、小さな建てやの会社が作る商品の質が劣るかと言うと、そうばかりではなく、小さくてもキラリと光る技術で、社会に貢献している会社が多く有るような気がします。B場所が良いから、店や会社が反映するかというと、場所が悪くても良い商品や、他社にないものを持っている会社には、人が集まり商品の売上げも上がっています。数えれば限がありません。確かに行政の収入が多く、財政がうるおっているなら、収入の範囲で予算を使うのも良いが、孫の代まで払わなければいけない借金財政では、投資とリターンを綿密に計算をして行政経営をしてもらいたいと思います。反論だけ言ってはいけないので、私なりに考える総合病院の運営は、@今後5年間、医者の給料を5割アップをすることで医師の確保をする。看護夫や職員の給料も2割アップする。アップ率が高すぎると思われるでしょうが、少しの賃上げでは、なかなか良い人材は集まりません。倍にしても新しいところに移転する予算を思えば、安いものである。そして顧客満足度をベースに職員の教育に全力をあげて、楽しく明るい誰でも行きたくなる病院にするA建物の外壁の色を、例えばピンクとかオレンジとかブルーとかにして、白色をやめる。(世間が注目する)B病室や診療室をお金をなるべくかけずにリフォームをする。ローカーはじゅうたんにして、内装もホテル並みのクロスに張り替える。病室はオートロックにしてセキュリーテー完備をする。待合室はホテルのロビー並みにする。以上大きく変えることはその位で良いと思われる。新しい土地を求めて大きな病院を立て、「近隣市町村と共同でやれば怖くない」の考え方で次世代に借金を仕送りして、持ちおおせない固定資産で責任のなすりあいをするだけは、避けたいものです。これから少子化の進む中、大きな箱物より、質の高いサービスとキラリとひかる技術が求められます。なんでもそうだが身分相応がその時々の暮らしを継続できる原点であると思います。経済界も行政も素晴らしい経営をするためには、トップが変わるか、トップの考え方が変わるかではないでしょう。関係者の皆さん言いたいことを言ってゴメンナサイ。

平成20年2月26日
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