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戸田語録



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最近の金融機関に思う:どちらがお客・時流が決める力

会社設立今年で36年目を迎えました。無い無い尽くしで始めた商売もお陰さまで、潟gダックスは無借金経営をここ数年続けています。賃貸経営のトダコーポレーション鰍ヘ、賃貸物件の採算に合わせて借入金を元手に、健全経営をしています。金融機関との取引先は地元信用金庫と静岡銀行です。潟gダックスは、6年ぐらい前から無借金経営をしており、力関係では我社の方が有利と感じています。振り返れば創業15年位までは、事業資金はほとんど借り入れで補っていたので気配りが大変必要でした。ご多分にもれず資金繰りは妻が担当でしたが、商談や接待は私の役目でした。妻は金融機関の店舗で順番待ちをしていると、自社より羽振りの良い会社が来ると妻の待ち順を越される事が度々あり、いつも私に愚痴を溢していました。その事が私達夫婦のバネになり、いつかは金融機関に行って順番度外視して貰えるようになろうと言ったものです。又その頃の金融機関の社員さんは、厳しさも有ったがそれぞれに人間味があり、腹をわってのお付き合いが出来たものです。私の友人の中小企業経営者は「売り上げが落ちたと同時に、主導権を金融機関に握られて、金利の交渉も相手の言いなりだよ」と、ぼやいていました。確かに力関係で取引は決まる訳ですが、貸し出すお金は預金者のお金で、担当者のお金ではないのです。報徳精神を経営理念にと掲げていても、頭を下げて借りに来るお客様が多くなると、自分の力と間違えて傲慢な態度や、行動に出てくるようです。最近我社も、実際に傲慢な取引をさせられ報徳を謳っている信用金庫がやる事かと思いました。100年以上の歴史の中には多くの職員さんと取引先の人々が、血と汗で築きあげた信用が今の企業経営の原点だと思います。最近の経済環境で力関係が金融機関になり、築きあげた信用を一部の職員やトップの考え方で、由緒ある信用金庫の見方を変えることが非常に残念です。

平成22年2月12日
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