ロサンゼルスでの講演：感謝の気持ちを命のリレーで

ゴールデンウイークの5月2日、盛和塾ロサンゼルスから講演の依頼があり行って来ました。私が講演を頼まれる理由は企業規模や経営者の品格ではなく、貧困が嫌で金持ちになりたい一心で始めた会社経営も創業から４０年経ち、最近１０年間は小さいながらも無借金経営を継続している事や、ユニークな発想で業務展開をし、奇抜な宣伝広告で地域社会に発進続けてブランド向上して来た事が、若手の企業経営者の皆さんに興味を持たれ呼んで頂けていると思います。また私には、皆さんが経験したくても絶対出来ない出生や生い立ちの中で育ち、現在にいたっている事が良い環境に育って経営をしている後継者にとっては、私の話から、勇気が湧き元気が出るようです。今からでも遅くないのに気付き、元気が出てくるからでしょう。勿論私自身もその辺の事を踏まえた中で、話を盛り上げて今日から考え方をかえて結果が出せるよう願いながら講話をするからだと思います。人生を振り返り今思う事は、幼い頃の悲惨な人生が良いバネになり、明確な目的を持って苦難にぶつかる度に素直に自分を高めて来た事だと思います。学びに飢えている事に気付いた３０歳代いろんな出会いの中で、見るもの聞くもの読む物すべてが面白く、学んだ事を即会社に落とし込み結果を抱いて行きました。そんな時期に盛和塾静岡が立ち上がり、生き方や考え方を稲盛塾長から指導されました。その後私は塾長の仰る「心を高めて経営を伸ばす」「経営にはなぜ哲学が必要か」を頭の中に叩き込み、現在まで経営をしてきました。今思えば盛和塾に入塾し塾長に指導されていなかったら、今頃会社が無かったか、今日の財務内容や社員との絆は無かったと思います。前置きが長かったですが、そんな私の経験を聞いて、少しでもお役にたてばと思い、依頼された講演は時間が許す限りお受けしています。今回の講演依頼はロサンゼルスを中心に大きくスーパー経営をされている。マルカイの社長松さんから機会を得たのです。