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戸田語録



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最近の金融機関:報徳精神はどこへ:他人の金なら自由に扱える。

ドラッカーは、経営資源は「人、物、金、+情報」と言っております。創業40年間を振り返ると、やはり大きな壁はいつも「人、物、金」でありました。特にお金も信用も何も無いからの創業当時は、金融機関との付き合いは我が社にとっては切っても切れない間柄でありました。時代は高度成長期、会社も順調に成長し始め水道屋の親方から、小規模経営者でも社長と呼ばれる様になり、トップとして技術の向上は勿論、営業戦略や会計学まで学始めました。会社の規模も時代と共に成長し始めると、運転資金が必要になって金融機関との関係が親密になり始め、借入金額の金利については信用取引と思い込み一度も金利の交渉などした事がありませんでした。ある時に金融機関の貸付担当者が他社の手形貸付の控えを忘れていき、ふと内容を目にすると、自社の金利よりもだいぶ安い金利で貸し付けている事が解りました。人間力の乏しい私は、一時期人間不振になるくらいの衝撃を受けました。私たち建設業は公共工事に参加をするには資格基準として、公の機関が経営審査を行い、その点数で入札参加が決まります。金融機関でも公共工事の経審の様に貸出金利の基準を定量性や定数性で明確に決められて頂ければと思います。現状では明確とは程遠く、担当者やトップの最良や気分が判断基準の多くを占めているようです。私は金融機関とは預金者から預かった大事なお金を有効活用し、出来る限り良い利息でお支払いする業務をしていると思っていました。私が借入をお願いする時には子供さんのお年玉や、お婆ちゃんの年金、サラリーマンのマイホームの頭金をお借りすると思い、苦しい資金繰りの中で有効利用させて頂き感謝して来ました。ところが金融機関の担当者の最良と自由金利という大義で、弱いものには高い金利で貸し付けて、擦り寄る人達には低金利で貸せて、挙げ句の果てに倒産されてはいつまで立っても利息はあげれ無いと思いました。不良貸し付けから脱皮して利息をあげて頂きたいものです。

平成23年9月27日
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